放射線科
スタッフ紹介
| 医 師 | 医 長 | 居出 健司 |
| 非常勤医師 (治療担当) | 仲口 孝浩 | |
| 非常勤医師 (診断担当) | 土屋 桂子 | |
| 放射線技師 | 放射線技師長 | 仲 有史 |
| 照射主任 | 松田 一秀 | |
| 技師 | 東野谷 光弘 | |
| 技師 | 林 陽一 | |
| 技師 | 松本 一繁 |
診断部門
一般撮影
診断用エックス線装置 島津 UD150K-B
診断用エックス線装置 東芝 KXO-30F
デジタル画像システム フジ FCR
全面デジタル画像システムで、全身の骨・胸部・腹部等の撮影をしています。 このシステムの利点は撮影後、記録された画像を器械から呼出し、より診断に適するよう画像を、改変しえる事です。
乳房撮影
東芝 MGS-100B
乳房は柔らかい組織で、これを撮影するには専用の機器が必要です。日本医学放射線学会の定める使用基準を満たした装置で、乳がんを始めとする各種の乳房疾患の画像診断のため高品位の写真を提供しています。
X線透視・撮影装置
東芝 Winscope 6000
胃・十二指腸・大腸の検査をはじめとして、幅広い検査に使用しています。これら消化器の造影検査の他に簡単な脈管の造影検査、またそれらの治療にも使用しています。この機械もデジタル画像ですので、必要に応じて階調・濃度等の処理を加え、診断能力の高い画像を提供しています。また、患者さんには放射線被ばくに配慮した検査を提供しております。
血管撮影装置
東芝 KXO-80C
血管内にカテーテルを入れ病変の質的診断を行います。現在では診断だけでなく、カテーテルを用いての治療(IVR)も高頻度で行っています。この機械もデジタル画像ですので撮影中より血管だけを映し出すテックニックを使用したりして、目的により最適な利用方法を考按しております。
血管撮影(アンギオ)装置とCT装置が一体となって、それぞれの機能を相乗的に高めます。最新型の装置で滋賀県内では、数台しか稼動していません。
CT装置
16列のMDCT装置で胸部から骨盤までを約12秒で撮影しています。又、3Dワークステーションを用い、CTで撮影した輪切りの画像から立体的な画像を作成し、診断に役立てています。
MR装置
大きな磁石の中にある物体に電磁波を送り、この物体から出る信号をコンピュータで解析し画像を作ります。横断面だけでなく寝たまま、任意の断面の画像を作ることができます。強い磁石の中に入りますので、心臓ペースメーカや動脈瘤の手術を受けた方など、検査ができない方があるかも知れません。医師とよく相談してください。
RI(アイソトープ)
検査目的の臓器に生理的に集積するRI(アイソトープ:放射性同位元素)を注射し、臓器の機能・形態を検査します。生理的に集積する薬剤の性質を利用するので臓器の機能が鋭敏に反映する検査といわれています。検査の範囲は骨から腫瘍、心臓と全身全ての臓器にわたっています。
治療部門
放射線治療について
癌をはじめとする悪性腫瘍の治療には、手術・抗がん剤治療等と並んで放射線治療があります。腫瘍の消失・縮小、再発の予防、痛みの除去を目的として腫瘍に対して放射線を照射するのを放射線治療と称しています。現代の悪性腫瘍の治療においてはなくてはならない治療法の一つです。腫瘍の種類によっては放射線治療が第1選択の治療とされるものもあり、患者さんにとって最も負担の少ない、効果のある最適の治療を行ううえでぜひとも必要な治療法といえるでしょう。
放射線治療装置は高価で、専用の施設と放射線治療の専門スタッフを必要とすることにより、病院にとっても経済的負担が大きく、限られた施設にしか備えられていないのが現状で、東近江地区においては当院が唯一の放射線治療が可能な施設です。当科は、今までコバルト遠隔照射装置にて放射線治療を行っていましたが、コバルト装置は線源の管理・更新や線量の点で問題があり、又、装置の老朽化もあって、このたび高エネルギー放射線装置(通称リニアック)という最新装置への更新が行われました。
新しい装置はX線エネルギーが4および10MVのデュアルタイプで、頭頚部、乳房、体幹部などあらゆる部位で最適のエネルギーを選択できるようになり、マルチリーフ・コリメータと呼ばれる、複雑な照射野を作るための絞りも装備されており、これによって、より精密な照射野を作ることが可能となります。放射線治療の大原則である「病巣部に多くの線量を入れ、正常組織の線量をできるだけ減少させる。」ことが、より簡単に行えるようになりました。
放射線治療計画装置も新たに導入され、より短時間で治療の計画、方針をたてることができるようになり、患者さんの負担もずいぶん軽減されることが期待できます。
日本人は今までは胃がんの発生が多い傾向にあったのですが、最近は肺がん・乳がんの発生が多くなり、検診の受診率の増加や検診精度の上昇、発見の機会の増加により早期発見されるものが増えています。肺がん・乳がんの治療において放射線治療は必要不可欠なものであり、最適な治療の選択においてなくてはならないものといえるでしょう。
今回の機器更新を機に、世界の癌治療の新しい波に乗り遅れることなく、優れら治療実績を誇れるようにスタッフ一同、努力していく所存です。
当院のリニアックの特徴
1.いろいろな疾患に対する、適切な線質の選択
X線の出力 10MV(メガボルト)及び4MVの2種類
電子線の出力 15MeV、12MeV、9MeV,6MeV,4MeVの5種類
いろいろな疾患に対する、適切な線質の選択による放射線治療
また、出力が大きいので1回当たり1分程で終了する。
(これまでは、コバルト60で1つのエネルギーで、1回当たり15分程かかっていました。)
2.インターロック機能の完備による安全性の確保
患者登録したコンピュータのデータとセットアップデータ(本人確認、照射条件)が一致しなければX線は出ない。その他、あらゆる状況で機械が停止する機構の完備。
3. 照射野が任意の角度で、自由に変えられるマルチリーフコリメータ
5mm厚の厚い鉛片がIC制御で任意に形を組合せながら腫瘍に当てる線量を制御する(360度の回転も含め)。
4. 3次元計算が可能である線量計算装置
3次元計算が可能である線量計算装置(三菱RPS700U)に、CT装置のデータを直接取り込むことにより、CT画像を見ながら治療計画が可能となった。





