薬剤科

お薬の基本についてのQ&A

薬の飲み方

薬はその人の病気に合わせて飲む回数や時間、量が決められています。薬が効果を発揮するには、薬を飲んで吸収され血液中入ってからになります。勝手に飲み方を変えると、効果がなかったり、副作用が強く出る場合もあるので、必ず指示どおりの飲み方をして下さい。もらった薬は、その時の症状にあったお薬です。時がたち、同じ症状だからといってまた飲んだり、他の人にあげたりするのはやめてください 。

食前 食事をするおよそ30分前に飲みます
食直前 食事をする直前に飲みます
食直後 食事をした直後に飲みます
食後 食事をしたおよそ30分後に飲みます
食間 食事をしたおよそ2時間後に飲みます
寝る前 寝るおよそ30分前に飲みます

薬の保管場所

直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。一般の薬は室温での保管でよいのですが、温度が高く、湿気の多いところでは、分解しやすくなります。日光の当たる窓際や風呂場の近くに置いたりするのは、避けてください。

  • 薬袋には用法用量が書いていますので、薬を入れ間違えないよう注意してください。また、飲み終わるまでは薬袋は捨てないでください。
  • 小児が薬を誤って飲んでしまう事故は、後を絶ちません。薬は、子供の目や手の届かない場所に保管してください。薬と生活用品(洗剤、化粧品など)を同じ場所に置かないようにしてください

薬との飲み合わせ

納豆とワーファリン

血液をサラサラにするワーファリンは、ビタミンKを大く含む食品と食べると、サラサラにする効果が弱くなったり、なくなってしまいます。特に納豆は腸内で納豆菌によってどんどんビタミンKを合成します。そのため、ワーファリンを服用しているときは、納豆は食べないようにしてください。そのほか、ビタミンKを多く含むといわれる食品も注意が必要です。

アルコール(飲酒)  

アルコールは肝臓で分解されます。薬の多くも肝臓で分解されます。そのため、お酒と薬を一緒にのむと肝臓に大きな負担がかかり、その薬の作用が強くなり、非常に危険な副作用が現れたりします。
  例えば、睡眠薬や安定剤などでは脳の働きを強くおさえてしまって、昏睡、意識障害になったり、糖尿病の薬では低血糖になるなど危険性が高くなります。薬を飲む直前、薬を飲んだ直後にはお酒を飲むのは控えてください。

飲み物と薬  

鉄剤とお茶との飲みあわせがよくいわれます。これは、お茶の中のタンニンが薬の吸収を抑えると考えられていましたが、その影響は少ないことがわかりました。また、抗生物質の中には、牛乳に含まれているカルシウムとくっついて吸収されにくくなるものもあります。また、グレープフルーツジュースは高血圧の薬(カルシウム拮抗薬)との飲みあわせで、作用が強くなるといわれています。
  飲み物と薬との飲み合わせにはよくないものもありますので、特に指示のない場合は、水又は湯ざましで飲んでください。

薬の飲み忘れ

薬の飲み忘れに早く気がついた時は、すぐに飲んで下さい。ただし、次の服用時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで次の服用時間から指示を守って飲んでください。2回分をまとめて飲むような事は絶対にしないでください。

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