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独立行政法人国立病院機構東近江総合医療センター誕生!!
        

平成25年4月1日、独立行政法人国立病院機構滋賀病院は独立行政法人国立病院機構東近江総合医療センターへと生まれ変わりました。地域医療再生計画どおり東近江圏域での中核病院としてのスタートです。この日を迎えることができましたことは、皆様方からのご支援ご協力の賜と感謝しております。

さて、中核病院の整備内容を少し説明させていただきます。新棟開設に合わせ大型医療機器の殆ど(リニアック、64列CT、1.5テスラMRI、RI、IVR-CT、X線テレビ装置、マンモグラフィー等)を更新し、新棟1階には放射線科と内視鏡センター(胃、小腸、大腸、カプセル内視鏡システム、気管支鏡等)を設置しました。2階には5室の手術室(クラス100、クラス1000+18℃、感染症対応含む)と、200名収容可能な大会議室(きらめきホール)を整備しています。3階から7階までは病棟部門で一般病床252床、完全個室対応の結核病床16室、結核モデル病床4室、重症個室17室、陰陽圧対応個室8室、有料個室41室から構成されています。また、4階には病児保育室(職員用)も設置します。4月20日に「独立行政法人国立病院機構東近江総合医療センター設立記念式典」を開催し、新棟への移転はその1週間後に行い、5月から病床数を100床増床し320床となり、ここからが本格的なスタートとなります。

その後は、1年間をかけて外来部門の改修工事と外構整備が始まります。この内容は、外来各診療科の拡張・再配置、救急室の拡張、外来化学療法室の拡張(4床から8床へ)、総合医療研修のセンターを設置、最後に移転後の旧病棟を解体し駐車場整備等となりますが、診療をしながらの工事となり、引き続き患者さん並びに近隣住民の皆さんにご理解・ご協力をお願いすることになります。また、電子カルテの導入(秋頃)、遠隔病理・画像診断も開始します。同時に当院敷地内に休日急患診療所及び医師会等6団体が入居する東近江地域医療支援センターが整備され、7月から稼働予定となっています。

今年度からは保健医療計画が改正され「5疾病5事業」となります。国立病院機構は全国に144病院を展開する我が国最大の病院ネットワークです。医療事業の運営は税金ではなく診療報酬でまかなわれていますが、5疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、精神)5事業(救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児医療)以外に民間では提供困難なセイフティネット系の医療(重症心身障害、筋ジス・神経難病、精神、結核、エイズ)も全国の機構病院では行っています。当院は東近江圏域での中核病院として先ずは保健医療計画で定める医療を行っていかなければなりません。また同時に、滋賀医科大学の教育病院としての使命があり、総合内科学・外科学講座を中心として医学生・研修医の教育も充実させる必要があります。これらの成果として滋賀県内に多くの志を持った医師が集まり留まるようになって、今回の地域医療再生が成功したと認められるでしょう。

新棟完成でハード面は充実しましたがソフト面はまだまだこれからです。そして助産師・看護師等のスタッフも引き続き確保していかなければなりません。我々のミッションに賛同していただける方を募集していますので、今後とも何卒宜しくお願い致します。

     2013年4月    独立行政法人国立病院機構 東近江総合医療センター
院長(呼吸器外科) 井上修平

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